【記事紹介】東洋経済オンライン:子がいない「中高年単身女性」の知られざる貧困

2022.12.12

#1億「総孤独」社会#東洋経済オンライン

東洋経済オンラインの記事からの紹介です。
▼該当記事
子がいない「中高年単身女性」の知られざる貧困女性活躍の陰に埋もれ、声すら上げられない

記事中では、コロナで最も深刻な状況に陥ったのはシングルマザーだが、十分とはいえないものの、子育て支援の問題は可視化され政治の優先事項となっているのに対し、子どものいない中高年の苦境は面に出にくいと分析しています。

「全世代で最も貧困率が高いのは65歳以上の高齢単身女性だ。女性活躍や少子化対策の陰に埋もれ、貧困にあえぐ中高年単身女性は存在しないかのごとく扱われている。」
リンク先の記事の続編の記事で、家を出ざるをえなかった女性の支援をするNPO法人くにたち夢ファームJikka代表の遠藤良子氏は以下のように語っています。

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「助けて」と言わない根本にはジェンダー問題があると思っています。女性には自分を優先することに罪悪感を持つ人が多い。DVから逃げるときも「子どものために」と決断する。「私が」ではないんです。「女は自己主張するな」「譲って当たり前」と育てられたせいか、自分さえ我慢すればとギリギリまで助けを求めない。
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その結果、本来受ける権利のある生活保護も受けられないと思っている人も多いのだとか。
また行政の担当者の勝手な解釈で、本来受けられるはずの支援が受けられなかった事例も描かれています。

WINKでは、自分たちで必要な準備を学ぶことはもとより、こうした社会に対する対応策も考えていきたいと思っています。