誰も透明な存在にしない社会を目指して

私は、若い頃の予想に反して、子どものいない人生を歩むことになり、「これからの生き方を考えたい」と思ったことから、フェイスブックページ「子どものいない人生を考える会」を2014年に開設しました。不定期なポストによるゆるい運営なのに、ありがたいことに、予想以上にたくさんの方に読んでいただいております。

ページ運営を通じてわかってきたのは、「子どもがいない」背景の事情は人さまざまながら、共通しているのは将来への不安です。
特に親世代を介護する世代になると、自分が親に対して行っていることを、自分は子どもからしてもらうことはできない…そのことを意識せざるをえません。
また、社会制度も、子どもがいることを前提としているものがまだまだ多いのも現実です。

そうした不安に対して、いたずらに不安に駆られるのではなく、自分たちで対応することができることには適切に対応し、現時点では解決できないことは、将来どうしたら解決できるかを検討していく…。そんな取り組みを、当事者たちが主体的に進めていきたいと考え、「WINK」を立ち上げました。

「WINK」は「Wellbeing Institute for No Kids」の略称で、子どもがいない人はもちろん、子どものいる人も含めて幸せに過ごせる世の中を作っていきたいという思いを込めています。
ぜひ、この思いに共感いただける方は、WINKのイベントやコミュニティにご参加ください。そうした方々と手に手を携えてウェルビーイングの実現に取り組めたらと願っております。

一般社団法人WINK 代表理事
朝生 容子

活動内容

子どものいない人も幸せに生きるため、以下の活動を行います。

寄付

一般社団法人WINKの活動に賛同し応援しようと思われる方からのご寄付を、ありがたく受け付けております。こちらのサイトからお手続きください。

https://congrant.com/project/wink/5442

 

メンバーのご紹介

一般社団法人WINK 代表理事 朝生 容子

2級キャリアコンサルティング技能士
産業カウンセラー
「子どものいない人生を考える会」主宰者

会社員として勤務25年のうち、人材育成に通算15年携わる。マネジャーとしてのキャリアの挫折や不妊治療の失敗を機に、キャリアコンサルタント・産業カウンセラーの資格を取得。その後、独立。誰もが安心して自分らしくいられる社会の実現のため、個人向け相談と並行して組織へのコンサルティングや企業研修等に従事している。子供のころから転勤族の家族とともにあちこちに引っ越した経験がある。
WINK設立時は札幌在住。現在は東京都民に。「都道府県民」コンプリート。

・note「子どもがいない働きにくさを考える」
・一般社団法人Molive(モリーヴ)理事
・オフィスキャリーノ代表
・オンラインコミュニティ「ウェルビーイング女子大学」オーガナイザー

一般社団法人WINK 理事 辻本 由香

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
相続手続カウンセラー
子どものいない人生と「がん」に向き合うファイナンシャルプランナー

企業の会計や大手金融機関での営業など、お金に関する仕事に約30年従事。2015年に企業に属さない独立系のFP事務所を開業。バブル時代の経験から、くらしを守るには「節約」よりも「金融リテラシー」が重要と痛感。50歳からのくらし(医・職・住)と資産を守るサポートを行っている。32歳の時に父をがんで亡くし、私自身も43歳の時に乳がんを発症。がん経験者だからこそ語れる知恵と情報を基に、相続手続カウンセラーとしても不安に寄り添い、「告知の時から相続後まで」の実行支援を行っている。
神戸出身、結婚を機に海のない奈良在住。

・つじもとFP事務所 代表
・著書『がんを生きぬくお金と仕事の相談室』

一般社団法人WINK 理事 山下 マリ

行政書士
東京大学市民後見人養成講座修了

事業リスクを抑え“守りながら攻める”仕組みづくりの専門家。
IT企業で20年以上新規事業立上げに従事し、2013年に行政書士として独立。現在、マイティ行政書士事務所 代表行政書士。法律家としての契約書や規約作成に留まらず、事業スキームづくりやイベントや講座の企画運営などを通じ、立上げをサポートしている。子どもをあまり欲しいとも思わず、新たなサービスや事業を生み出すことに楽しみを感じているうちに今に至る。
東京大学市民後見人養成講座を修了し、後見のためのNPOにて理事を務めた経験を持つ。近年は調停にも携わり、相談から和解までのサポートも手掛ける。東京出身&在住。思春期を過ごした広島は第二の故郷。

 



定款・財務諸表