マンダラエンディングノート・ワークショップ開催しました

2022.06.07

#エンディングノート#マンダラエンディングノート

子供のいない方向けに「マンダラエンディングノート・ワークショップ」を2回に分けて開催しました。
昨年の開催に続き、2回目となります。

「マンダラエンディングノート」は、「エンディングノート」ということからイメージする、財産目録作りなどとは、ちょっと違うアプローチのワークショップです。
私たちWINKのメンバーは、後半生を悔いなく、自分らしい生き方を全うするための棚卸と位置付けています。

3名+WINKのメンバーというアットホームな雰囲気で開催しました。

またこのワークショップは、「財産」「健康」「葬儀」…といった具合に、一つ一つのテーマについて設定された8つの質問に対して答えていく形で進みます。
また、テーマごとに感じたことをお互いに共有します。

知識がある程度必要なテーマ(「相続・遺産」「財産」など)については、WINKからワンポイント講座もご提供しました。

このワークショップで特徴的なのは、一方的な知識付与ではなく対話をすること。
他の人の意見を聞くことで、自分では当たり前と思っていたことがそうではないことに気づいたり、考えていなかったことについて他の人の意見を参考にすることができます。

今回は、葬儀について興味深い展開になりました。
葬儀について、花を飾ることや香典のやり取りを「今日のエコの観点から考えてもいらないと思う」「自分の宗教ではあたりまえではない」と発言された方がいました。
あって当たり前と考えていた人にとっては、その考えが非常に新鮮に感じられたそうです。

実際、北海道では香典返しはないと聞きます。
「あって当たり前」のことが、本当に当たり前なのか?本当に必要なのか?
そこに疑問を自ら投げかけ、その結果選ぶことが、本当の意味で自分らしい選択になるのです。

今回は2週間開けて開催しましたが、もう少し熱の冷めないうちに行いたいという声もいただきました。
また、2回の日程を確保するのが難しいというご意見もあります。
一方で、2回に分けたことで一つのテーマについてじっくりを話し合えた効果もあります。
どういう形がよいのか、今後も試行錯誤しながら考えていきます。
ご興味ある方は、ぜひWINKのFacebookページ、もしくはイベント案内サイトPeatixをフォローしてください。

◆一般社団法人WINK Facebookページ
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参加された方の感想を共有します。(抜粋)

・今まで参加したエンディングノート関連のイベントは講師のお話を静かに聞くタイプのものでした。
自分自身の思いを言葉にし、他の参加者の交流がありアウトプットの機会を得ることができました。
定期的にこのようなワークショップ開催してほしいです。違う時期に違う参加者との意見交換は新しい気付きになることあると思います。

・切実に早く準備をしなければという気持ちにはならなかったが、自分がどんな価値観を持っているのか、言語化し可視化することは、新たな気づきもあるし、生き方の軌道修正にもなると思うので、定期的にやった方がいいと思いました。

・今今ではないと思って、この分野は放置していましたが、時々考えてみるというのはありだなと思いました。

・いろいろ考えることがありました。ありがとうございます。内容はいいのですが、間が空くと熱気が下がるので、1日にまとめるとか、土日連続などがいいと思いました。
今回は個別対応なイメージでしたが、これが20人とかいたらどんな進行になるのでしょうかね?