子どものいない当事者の本がまた出版されました。
著者の若林理央さんは、「産まない」を選んだ女性。
この本の中では、同じく産まない人生を歩む6人の女性へのインタビューが綴られています。
6人のストーリーを読むと、改めて、「産まない」人がマイノリティであり、あたかも「いないもの」として捉えられていることを感じます。
一方で、登場する方がより良い未来を作っていきたいと語られていることも印象的でした。
子どものいないマイノリティが生きやすい社会を作ることは、きっと、「子どもを産む」ということを超えて、それ以外の生きづらさを抱える人が、生きやすくなることにつながるのではないかと、励まされたような気持ちになりました。
そのためにも、私たちが子どものいないことでぶつかる壁について、「黙して語らず」ではなく、口に出していくことが大事なのだと思います。
若林さんも、そんな思いでこの本を書かれたのではないでしょうか…
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