2024年5月からスタートした「WINKoLab.」第1期。(実質的にはトライアルの0期があるので、2期目の開催です)
4月で全10回を無事終了しました。
1年目は、WINKオリジナルのエンディングノート「ウェルビーイング・ライフプラン)」の記入に取り組むワークショップをメインの取組にしています。
各回のワークショップは、WINKの理事がその専門性によって各回のプチレクチャーも行っています。
たとえば、みなさんは、誰が「死亡届」を出せるか、ご存知ですか?
日本では、死亡届を出すのは、誰でもよいというわけではありません。
同居の有無にかかわらず親族であったり、大家さん、あるいは後見人等と決まっています。
身寄りがなくて友人に看取られたとしても、その友人は(同居人でない限り)あなたの死亡届は出せないのです。
「お墓・葬儀」の回では、こんなことをプチレクチャーで学びます。
加えて、メンバーが持つ知見からお互いに学んでいくのも、WINKo Lab.の特徴です。
自分の親や親族を介護したり見送ったりした経験のあるメンバーから、ご自分の体験談を聞けることもあります。
たとえば、こんなことがありました。
墓じまいをしたメンバー、その費用について、お墓のある場所の自治体からの助成金を使ったのだそうです。
そこで、他のメンバーは「墓じまい」に関する助成金や補助金制度というものの存在を知ったのです。
仲間と一緒に取り組むからこそ、お互いの知恵を共有することもできるのだなあ…と感じました。
第2期参加者をただいま募集集です。
詳細はこちらから
参加者アンケートに寄せられた声をご紹介します。
■1期参加者の感想
・子供がいない人とのネットワーク作り。そこでさまざまな経験や意見を聞けたことで視野が広がった。
・他のところではあまり取り上げないテーマばかりだったから意義深い。
・未来に対しての課題や疑問等を考える機会になった。
・やらなくていけないこと、やったほうが良いことなどが確認できて良かった。
・同じ思いをしている方との交流で一人じゃないという心強さを感じた。
・他の参加者の皆さんの話を聞き、自分の考えを相対化することができました。WINKのお三方をはじめ、エネルギッシュで活動的な方が多く、刺激になりました。
・制度的なことだけでなく、子どもがいないことに関するメンタルなダメージの部分も話したかった。なかなかそういう場はないので。