コミュニティラジオ「渋谷のラジオ」にWINK代表の朝生が出演しました。
第3火曜日にパーソナリティを務められるNPO法人Fineさんからお招きいただきました。
テーマは「不妊治療を経て、夫婦二人の生活の幸せを考える」。
・・・だったのですが、ちょうど直前に「World Childless Week in Japan」が終わったばかり。
Fineの松本さんにもご出演いただいたこともあり、その話題で盛り上がってしまいました。
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改めて夫婦二人の生活を振り返ると、不妊治療の経験は今の私と夫の関係に少なからず影響を与えていることに気づかされました。
不妊治療した当時、私が治療と仕事とで悪戦苦闘していました。
慣れない営業部門に移りマネジャーを務めていたのですが、上司と折り合いが悪かったこともあり、逆流の中を必死で泳いでいるような感覚でした。
そんな時に夫は単身赴任中。夫は夫で赴任先で大変な時期でした。
「あなたも大変だよね」と、夫の状況についてぽろっと私の口から出てきた言葉に、夫が涙ぐんだことを思い出します。
治療を進めるにしろ、やめるにしろ、夫は私の思いや人生をとても尊重してくれたなあ…と思います。
でも「君の好きなようにしていいよ」という夫の言葉に、またいらついたのが当時の私でした。
「あなたはどうしたいの?」「あなたの意見はないの」
そんな風に夫を責めたこともありました。
思うように治療が進まないストレスを夫にぶつけていたのです。
いまならわかりますが、夫も辛かったと思います。
こうして振り返ると、二人で困難な時期を助け合って乗り越えてきたからこそ、今、感謝をもって人生を共に歩めているのだと思います。
不妊治療で傷つかない人はいないと思います。
でもその傷こそが、思いやる気持ちを育ててくれたといえるのではないでしょうか。
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